世界の住宅価格の回復ペースは11年に鈍る見通し
リアム・ベイリー氏(住宅調査責任者)の発言
ナイト・フランク(不動産ブローカー 英)→ranking
世界の住宅価格の回復ペースは軟調な経済成長や債務水準をめぐる懸念が影響するため2011年に鈍る見通しであると述べた。
世界市場にとって最も重大な問題は
債務水準がまだ極めて高い状況
にある中で金融機関が市場に新規資金を提供し続ける能力に関するものだとした。→ranking
同社は今回初めて世界の住宅調査リポートを発表した。
香港の住宅価格上昇率は今年の18%(見通し)から11年に12%に減速する見通し。
中国は5%上昇と、今年の6.5%(同)から伸びが縮小するとの見通し。
ブラジルは今年20%上昇し、来年は5%の値上がりにとどまる見通し。→ranking
なお、10、11年の両方で価格下落が見込まれるのはスペインとアイルランドだけだった。今年値下がりが予想される英国やスイス、モナコは来年持ち直す見通し。
米国については、今年1%の下落が予想されるが、来年は1%上昇すると予想した。→ranking
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