新型インフルエンザの患者が12月に入って急増、主流だった季節性のA香港型との割合が逆転
国立感染症研究所(感染研)の調査によると、世界中で昨年大流行した新型インフルエンザの患者が12月に入って急増し、それまで主流だった季節性のA香港型との割合が逆転したことがわかった。(関連情報)
今シーズンでは両方の型のワクチンを1度に接種できるようになったが、免疫が出来るまで3、4週間かかる。
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感染研が国内各地で検出されたウイルス型を集計した結果、11月はA香港型が7割近くを占め、新型は3割弱だった。
だが、12月6~26日の3週間の速報値(28日現在)は、新型が182件と、A香港の71件を大きく上回った。 → ranking
A香港型は乳幼児に脳症を、高齢者には二次感染による肺炎を起こしやすく、季節性の中でも大きな被害が出る傾向がある。→ ranking
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