欧州のソブリン債危機は米国の波及せず
ブラード総裁(セントルイス連銀)は、2日のワシントンでの講演後、記者団に対し
欧州のソブリン債危機
は米国に波及していないとの考えを明らかにした。
現時点ではそれはまったく見られないが、用心はしていると述べた。→ ranking
米連邦準備制度理事会(FRB)が前日に公表した3兆3000億ドルの緊急融資プログラムの利用者については
意外な内容は多くない
とし、米国籍以外の企業に融資プログラムの利用を認めたことについては、必要だったとの認識を示した。
米国からの資金引き上げを止めるためには当然ながら必要であり、米ドル暴落の動きを止める効果があったことは明らかである。当然ながら、サブプライムローン問題が欧州に波及した結果が、ソブリン債危機を引き起こす動きを誘発した経緯もあり、こうした流れを考えれば米国の責任が重い。 → ranking
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