BHPビリトン 豪水害地帯での採炭は回復、輸送手段の確保のみがやや懸念される状況
豪英資源大手BHPビリトンは20日、2010年10~12月期の生産実績を発表した。
豪北東部クイーンズランド州での製鉄原料用石炭(原料炭)の生産量が昨年11月以降の大雨や洪水が響いて
約596万トン
と7~9月期に比べ30%減った。(関連情報)
ただ、在庫を活用したため、輸出量は約734万トンと同15%減にとどまった。
BHPによると、同社が三菱商事や三井物産との合弁でクイーンズランド州に保有する炭鉱は20日時点ですべて操業可能に回復したが、輸送用の鉄道や道路は復旧し始めたばかりで出炭できていない。
洪水による原料炭の生産や販売、生産コストへの影響は2010年度(10年7月~11年6月)いっぱい続く見通しという。
また、別の州で生産したものを加えた原料炭全体の生産量は10~12月期に
約778万トン(前年同期比-12%)
に減少した。
なお、前期比-24%と減少した。
→ ranking
悪天候の影響が少なかった豪西部に主な鉱山がある鉄鉱石の生産量は中国などで需要が伸び10~12月期に
約3367万トン(前年同期比+4%)
と四半期としての過去最高を更新した。
7~9月期比では5%増だった。→ ranking
10年下期の生産量も前年同期比5%増の約6565万トンと過去最高だった。
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