米国 5月の輸入物価指数
5月の米輸入物価は市場予想に反して前月比で上昇した。
消費者にとって身近な自動車や衣料品が値上がりした。
一方、燃料コストは8カ月ぶりに低下した。
→ranking
米国労働省が発表した5月の輸入物価指数は
前月比+0.2%(前月 +2.1%)
に上昇した。
エコノミストで事前予想では前日比-0.7%の低下だった。
前年比では12.5%上昇と、2008年9月以来で最高の伸びだった。
石油の輸入コストは前月比-0.4%(前年比+45%)と低下した。→ranking
燃料を除く輸入物価は前月比+0.4%上昇、前年比では4.4%上昇であった。
特に綿衣料の価格は0.7%値上がりした。
一方、輸入食品は前月比0.5%低下と、2010年6月以来初めてのマイナスとなった。
農業品の輸出物価は前月比-2%と低下した。なお、前年比では30%の大幅上昇である。
非農業部門の輸出物価は前月比+0.5%の上昇、前年比では7%上昇した。→ranking
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