5月の米国輸入物価は市場予想に反して前月比で上昇
米国労働省が発表した5月の輸入物価指数は
前月比+0.2%
に上昇した。
事前のエコノミスト予想では0.7%低下だった。
なお、前月は2.1%上昇した。
前年比では12.5%上昇と、2008年9月以来で最高の伸びだった。
→ ranking
石油の輸入コストは前月比-0.4%(前年比+45%)となった。
燃料を除く輸入物価は前月比+0.4%(前年比+4.4%)に上昇した。
輸入自動車・部品は0.5%の値上がり。自動車を除く消費財の輸入物価は0.3%上昇。特に綿衣料の価格は0.7%値上がりした。
一方、輸入食品は前月比0.5%上昇と、2010年6月以来初めてのマイナスとなった。
中国からの輸入物価は0.3%上昇したものの、日本からの輸入物価は前月から変化なし。 → ranking
« 5月の米国の財政赤字 | トップページ | 4月の製造業生産指数(英国) »
「気になる指標」カテゴリの記事
- 消費者信頼感指数の項目が広範囲にわたって改善(2019.05.29)
- 米国では7月、雇用者数の伸びが前月から鈍化 (2018.08.05)
- 18年1月―2月のサービス貿易総額(2018.04.02)
- 1月の中古住宅販売件数は、市場予想に反して前月から減少(2018.02.22)
- 5月の米生産者物価指数は前月比ほぼ変わらず(2017.06.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント