債務上限引き上げで合意に至らず格下げの事態に至れば
バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長は、14日、上院銀行住宅都市委員会での証言で米国議会が
債務上限引き上げ
で合意に至らず
格下げの事態
に至れば、それは「自傷行為」も同然だと述べた。
積極的に米国債を保有し、取引し
流動性の高い市場
を維持するという意味で、米国が世界の信頼を得ることがこの上なく重要であることを米国議会は認識しなくてはならないと強調した。→ ranking
米国債は非常に重要な資産であり、その格付けを引き下げられるということは、自傷行為も同然と考えると証言した。
質疑応答で、政府の借り入れ権限が失効する8月2日より前に
債務上限の引き上げ
赤字削減策
で合意を成立させるよう議会に強く求めた。
さらに失業率の上昇や不安定な世界金融市場のリスクに警戒感を示し、格下げは
借り入れコスト
を高め、さらに赤字を増大させるだろうと述べた。→ ranking
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