1年足らずで3度目の外為市場での円売り介入
スイスの銀行、UBSの為替ストラテジスト
ギャレス・ベリー氏(シンガポール在勤)
は4日、日本政府・日銀による円売りの市場介入について、日本当局は
1年足らずで3度目
となる外為市場での円売り介入を実施した。
日本銀行は2日間の日程だった金融政策決定会合を1日で切り上げ
若干の追加金融緩和
を実施し、為替市場での介入を補完する動きを見せた。
ただ、金融緩和は円相場に実質的に影響を与えるには小さ過ぎる規模だ。
日本の政府・日銀のこの日の取り組みが、円高ペースの鈍化を狙ったものか、譲れない一線を死守しようとしたのかは、あまり、はっきりしない。
数年間にわたる円高トレンドの反転を誘導するような試みが失敗に終わる可能性が高いのは明らかだが...
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まとめ
為替市場への介入は、口頭と実際に行うのは表裏一体とすべきで、口先だけでは市場への影響は余りにも限定的であり、効果が薄すぎる。数多く言い過ぎれば狼少年になりかねず失望感が強まりかねない。
円売りシフトを目論むのであれば、やはり、日銀や政府が所有する米国債券を元にファンドを発行すれば原資なく資金を手に入れることが出来るとともに、手にした資金で資源を買い集めればいい。
戦略物質の原油も保有量を削減し低下傾向にある市場の動向を見て、売り込まれれば買い増せばいい。
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