世界の準備通貨としての米ドルの地位が低落
債券ディーラーや投資家などで構成し、米国財務省に助言する
米国債発行諮問委員会(TBAC)
は四半期ごとの政府への提言で、世界の準備通貨としての米ドルの地位が
低落しているようだ
と指摘した。→ ranking
ゴールドマン・サックス・グループやパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の代表を含むTBACは
逃避先として買われる通貨
新興国通貨
のパフォーマンスが上回っていることが、米ドルの準備通貨としての地位低落につながっていると指摘した。
四半期定例入札を前に提出された同文書を財務省が3日公開した。
同委員会メンバーの1人は文書の中で
準備通貨という概念
はその通貨の強さに基づいており
消去法的に一番ましな選択肢
というものでは通常ないと論じたという。→ ranking
現在のところ米ドルに替わる有力な通貨がないという事実は
米ドルにとってむなしい勝利
にすぎず、恐らく先行き悪化の前兆といえようと続けた。
TBACが2日にワシントンで開いた会合では、米国のソブリン格下げの影響についても協議した。
財務省が公表した同会合の議事録によれば
格下げが差し迫っている
との見方を示した委員はいなかった。→ ranking
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