民間参加が、ギリシャ債券の借り換え実施が想定されている90%を下回るか
レインデルス財務相(ベルギー)は、ギリシャの
債務交換
への民間参加が、想定されている90%を下回った場合
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)
で不足分を補うことが選択肢になる可能性があるとの見方を記者団に対し示した。
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同財務相は10月中旬までに最終的な参加率が分かる見通しだが
70─75%という水準
が確実になった場合、対応手段を検討する必要があると述べた。
なお、その頃までにEFSFの強化は実現している見通しだと強調した。
ひとこと
民間企業がリスクをとるのは当然だが、EUの圧力があったとしても
借り換えをしなければいけない
という理屈も無い。別段自由経済であり、選択権は民間企業にある。
最悪では30%が借り換えに応じないという目論みだが、借り換えの条件次第だろう。
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