米国の経済指標はエコノミスト予想より良い内容
ロックハート総裁(アトランタ連銀 米)は18日、テネシー州での講演で、最近の経済指標は
エコノミスト予想より良い内容
で、米国が再びリセッション入りする可能性は低下しているとの認識を明らかにした。
私の見解では、最悪シナリオが
現実化する可能性
は2-3カ月前に比べて少なくなったようだと主張した。
また、二番底は予想していないと述べた。
少なくとも7-9月(第3四半期)に関しては
成長予想の下方修正
は悲観的過ぎるようだと指摘した。
10月は予想外の事態は全般的に上向きだ。重要なことは、予想外の上向きが市場予想を大幅に上回っていることだと続けた。
一方、民間機関の2012年の成長率予想が約2.5%にとどまっていることについては
約2.5%よりも強い数字
を予想するのに慎重になる理由は幾つもあると発言した。
住宅価値の下落や自治体・州・連邦レベルの歳出削減などが、景気に
脆弱な感じ
を与えているとの認識を示した。
また、欧州債務危機に加え、米国の財政赤字削減に向けた議会超党派の協議が失敗に終わり信頼感が一段と失われた場合、それらが経済成長への最大の脅威となるとも述べた。
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ひとこと
発言が景気回復の為、消費の喚起としての取り組みの一環から拡大誘導する目的からのものでなければ、11月入りまでに好調な経済指標が続くと一気に加速する動きが出てくる可能性は高い。
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