火消しのために使った水による被害
シュタルク専務理事(ECB)は21日、記者会見で
ユーロ圏支援策
のさらなる拡大は、危機を解決するという利益以上に
害をもたらすというリスク
があるとの認識を示した。
同専務理事は現在提供されている支援は時間稼ぎであるが、何を解決するための時間稼ぎかが疑問となっている。支援策のさらなる拡大には、火消しのために使った水による被害の方がはるかに大きくなるというリスクがあると続けた。
ひとこと
経済の疲弊など直接的な原因に目を向けることなく、単なる財政問題への対処に資金を投入するような手法が時間稼ぎというものだが、本質的な景気回復を呼び込むような政策が実行される保証が今のところ見えないのが一番問題だ。
・ 金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った
・ ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表
財政論を先行させるよりも景気回復を呼び込むような取り組みに重点を移すべきだが、日本を見ても、言葉だけの政治家で実行力が伴わない。
為替介入の時のお馬鹿な行為(発言する時期と内容、実際に行った介入規模 など)を考えれば、日本の経済学者と同じで理論だけで経済の実態が理解できていない痴れものだろう。
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