食品価格の落ち着きで中国のインフレ率が鈍化
申銀万国証券のアナリストが28日付のリポートで中国では食品価格の落ち着きを背景に10月のインフレ率が
5.6%
と伸び率が鈍化したと指摘した。
また、同月の工業生産は前年同月比+13.4%が見込まれるとしている。
成長とインフレの鈍化に伴い、一段の引き締め政策の可能性は低いと分析した。
なお、9月は同+13.8%だった。
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ひとこと
中国国内の食料品価格の上昇は社会不安を煽るものであり、ジニ係数が0.4という状況であっては内需拡大の歪を引き起こしかねずアクセルはなかなか踏めない。
西部大開発計画など地域的なバランスをとるような政策の推進が必要であるが、漢民族の流入が地方少数民族との軋轢を生んでおり問題が複雑化しかねない。
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