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2011年11月17日 (木)

ソブリン債危機が世界経済に一段と感染するのを防ぐ取り組み

 米国と英国は、ソブリン債危機が世界経済に一段と
   感染するのを防ぐ取り組み
を強化するようユーロ圏の首脳に要求した。

 オバマ大統領は、16日、キャンベラ訪問中に、欧州の首脳には
   説得力ある計画
があることを彼ら自身が投資家に納得させられない限り
   金融市場の混乱
は継続するとの見解を示した。
 私は深く懸念しており、あすも来週もそれ以降も深く懸念しているだろうと述べた。

 

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ひとこと
 米国が放置し世界に信用不安を撒き散らしたサブプライム問題が未だに尾を引いている幹事だ。オバマ大統領の発言はこの点を機軸に考えれば無責任であり、米国が本来は自国の資産を売り払ってでも米ドルの価値を強めるような政策を行うべきだろう。
 他国に責任転嫁を図るようでは再選は無理であり、自国内の雇用改善を積極的に取り組む試製するないのと同じだ。

 

 イングランド銀行(BOE 中央銀行 英)のキング総裁と英国財務省は
   欧州の問題
は英経済に対する最大の脅威だと指摘した。
 BOEは16日、欧州当局者が混乱を解決できないならば、世界経済に
   著しい悪影響
を及ぼす結果になりかねないと言明した。

 また、記者団に対し、ユーロ圏の情勢をめぐる
   最も極端な結果
を数値化する
   有意義な方法
など存在しないと続けた。
 また、同国の財務省は、同中銀のこうしたコメントを支持するとの異例の声明を発表した。
 
ひとこと

 欧州メンバーであるが、ユーロ導入を国民が拒否した結果、ソブリン債券に足元をすくわれる影響はドイツやフランスよりは少なかった。
 ただ、金融機関が購入している点から考えれば、影響の度合いはさほど変わらないともいえる。

  

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