緊縮財政は景気回復の下の下の策
ポルトガルで24日、1年ぶりに
ゼネラルストライキ
が実施された。
ポルトガル政府が国際支援を受けるために合意した
緊縮財政策に抗議
するのが狙いで、これにより航空便が欠航し、首都リスボンの地下鉄の運行が停止した。
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リスボン市の地下鉄は25日午前1時(日本時間同午前10時)まで運行を停止する。
空港を運営する
ポルトガル空港会社
のウェブサイトによると、リスボンとオポルト発の航空便の大半が欠航となった。
国営の鉄道運営会社
ポルトガル鉄道(CP)
は運行に大幅な乱れが生じる見通しだと説明した。
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マヌエル・カルバリョ・ダシルバ事務局長(ポルトガル労働総同盟 CGTP)はテレビ局SICノティシアスの放送でポルトガルは逆戻りできず、労働者は食い物にされたままではいけないと指摘した。
このストには多くの国民が参加しているとも述べた。
CGTPによれば、ストには港湾労働者のほか、一部の市役所や郵便職員が参加しているという。
レルバス議会対策相はリスボンで記者団に対し
スト実施の権利
を理解、尊重するが、ポルトガルが置かれている現状を打開するためには
厳しく、過酷な道
を進むしか方法がないと承知していると指摘した。
いま国民が払う犠牲は将来、報われると述べた。
ポルトガル政府のウェブサイトによると、中央政府の職員の3.6%がストに入っている。
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