欧州債市場は大荒れ
欧州債市場でイタリアの
2年物国債
は5日続落、利回りはユーロ導入の1999年より前以来で最高に達した。
利回りは一時、17ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し7.495%となった。
なお、イタリアは最大で80億ユーロ(約8200億円)の短期証券と20億ユーロのゼロクーポン債の発行を目指している。
ドイツ2年国債は上昇した。
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ベルギー中央銀行のクーン総裁が現在の傾向が続く場合
ECBが追加利下げ
を実施する公算が大きいと発言したことをタイト紙が報じ、利下げ観測が高まり、30年債も下げ止まった。
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スペインの2年物国債は下落、利回りがユーロ導入以来で初めて6%を超えた。
ギリシャの10年物国債が4日続落し、利回りが初めて30%を超えた。
10年債利回りは一時
25ベーシスポイント
(bp、1bp=0.01%)
上昇し30.125%となった。
期待指数は97.3で10月の97.0を上回った。
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ひとこと
ギリシャのソブリン債券の価値が3割額面から目減りしたということか。
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