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2011年11月 9日 (水)

手ですくった水は毀れるのが自然だ

 プロッサー総裁(フィラデルフィア地区連銀 米国)は8日、米国経済は
   緩やかな成長シナリオ
に戻っており、現時点で追加緩和は必要ないとの認識を示した。
 緩和強化策に反対票を投じた8月と9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降も考えは変わっていないと指摘した。
 9月から11月にかけて経済指標は
   まずまずの内容
になっているとしてもはや経済が下向きに向かっているようには見えないと続けた。

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ひとこと

 手ですくった水が指の間から流れだし、まわりを
   水浸しにするような経済対策
はそろそろ止める時だろう。
 量的緩和策で6000億ドルが市場に投入されたが、真水で米国経済の回復に向かい
   雇用を改善させる効果
に役立ったものより、すくった指の間から流れ出て商品市場や海外新興国の金融マーケットに向かった資金が多かったように思う。

 この副作用は原油高騰による輸送費のアップや食料品の価格上昇に跳ね返り、中南米やアフリカ諸国の物価を直撃し、北アフリカ等から中東に掛けて社会不安が引き起こされると言うドミノ現象が見られ、政治が揺れた。
 予期したのか予期していなかったのか不明だが、リビアではカダフィ政権が倒れ、シリアやイエメンでは国内が動揺している。また、オマーンやUAE、イスラエルでも国内の経済悪化に伴いデモ等が増加している。

 自由経済のコストを考えた場合、逆風を吹かせ始めた市場への資金投入がインフレを加速させる段階に入り始めた感じにも見られ、資金投入のパイプは締める時期になってきているようだ。

  
 

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