タイ洪水の保険請求額は約46兆6740億円
世界2位の再保険会社
スイス再保険
の最高引受責任者であるブライアン・グレイ氏は、タイ洪水の保険請求額が
6000億ドル(約46兆6740億円)
になるとの試算を明らかにした。
今回の洪水による
タイ経済と同国で事業を営む企業
への影響は甚大となる公算が大きく
長期化する可能性
があると分析した。
なお、この洪水で幾つかの主要な工業団地が閉鎖を余儀なくされたと述べた。
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ひとこと
世界の労働集約型の生産基地のひとつが被害を受けたものだ。相互依存型の生産システムの欠陥で生産の効率化を図る場合のリスクが強く出てしまった。部品構成ではパーツの代替が効かなければ製品は出来ない。
チューリッヒの証券調査会社
ケプラー・キャピタル・マーケッツ
のアナリスト
ファブリツィオ・クローチェ氏
は、複雑な被害査定のため
請求額が想定以上
に膨らんでおり、まだ確定していないと指摘した。
請求は増える見込みで、一部は2012年までずれ込む可能性があると続けた。
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