欧州は、財政破綻問題を抱えていない。
ダドリー総裁(ニューヨーク連銀)は、16日、下院監視・政府改革委員会の小委員会の公聴会で、欧州は問題解決に必要な
財政能力
を備えており、財政破綻問題を抱えているとは思わないと証言した。
さらに、欧州の財政状況は米国や他国の状況と酷似していると述べた。
欧州の銀行の一部は他行に比べ
より大きな困難
に直面するとし、規制当局が実施している
ストレステスト(健全性審査)
は金融システムへの信頼を支えるうえで非常に重要な措置だと強調した。
実際に障壁となっているのは政治だと述べ事実上2つの問題を解決しなければならないと指摘した。
欧州の金融規制当局は
銀行が十分な資本を有していること
を確認するほか
各国が持続可能な財政方針
に沿うことで
ソブリン債保有者が資金面で安心
できるようにする必要があると述べた。
↓ 参考になったらクリックをお願いします。 ↓
ひとこと
財政の悪化の元凶は元を糺せば米国が金融派生商品等にサブプライムローンを仕込んで世界に売り払ったことだ。
民間金融機関等が行ったことだとではあるが、米国の金融政策の誤りを世界が負ったものであり、他人事のようによくもいえるものだ。
スイートライズクラシックカーズパン
米国の志向は何でもありで、いいことは自国のおかげであり、悪いことは他人のせいにする発言が過去何度聞かれたことだろう。
« フランスの長期格付け見通しを引き下げた | トップページ | 運否天賦 »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント