自分の意見を表明する権利はある(ロシア)
メドベージェフ大統領(ロシアの)は11日、インターネットの交流サイト「フェイスブック」に掲載した声明でロシア議会の下院選挙での大規模な不正を訴える野党支持者の抗議の高まりを受け、不正が指摘されている全ての投票所で調査を実施するよう命じたことを明らかにした。
大統領は、10日にモスクワなど各地で
野党側の大規模な抗議集会
が行われたことについて、国民には
自分の意見を表明する権利
がある。
これが法律の枠内で実現されたことは喜ばしいと指摘した。
一方、集会でのスローガンや声明には同意しないとも強調した。
抗議行動は11日も西シベリアのオムスク、中部ペルミなどで行われた。モスクワ中心部のマネージ広場では無許可集会を防ぐため警官隊が立ち入りを制限、厳戒態勢を敷いた。
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ひとこと
自分の意見を表明する権利は共産党独裁の旧ソ連時代にもあったが、表面上は民主的で憲法等で保障されていても、こうした自由意見が国家反逆罪等として粛清やシベリア送りにされるきっかけになった史実を考えることは重要だ。
社会の歪を追及する振りをして、弱者を助けるような政策を標榜するような政党などは、よくよく見れば時々パージを掛けて弱者を食い物にする傾向があるものだ。
宗教政党などはメディアを活用しタレント等の発言を通し社会不安を煽り、加入者の増加を図る傾向があるようにも見える。
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