米国国内自動車販売は好調
自動車メーカー各社が発表した
12月の米自動車販売統計
によると、米国系の販売台数はアナリスト予想を上回り、年間では
ゼネラル・モーターズ(GM) 23万4351台(前年同月比+4.5%)
フォード・モーター 20万9447台(同+10%)
クライスラー・グループ 13万8019台(同+37%)
などの自動車業界にとって2008年以来の好調な年となった。
自動車メーカー各社による
年末商戦向け
のテレビコマーシャルの放映による需要喚起宣伝などをとおし
11月下旬からの販売促進の継続
などにより自動車販売台数が増加し
消費者信頼感指数
が12月に8カ月ぶり高水準に上昇したことなども背景と考えられる。
なお、アナリストの予想平均では、GMの販売台数は4.4%増、フォードは7.7%増、クライスラーは33%増だった。
また、日本の日産自動車の12月販売台数も
10万927台(前年同月比+7.7%)
と、アナリスト5人の予想平均5%増を上回った。
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ひとこと
米国内の自動車産業の復調の兆しが出てきたことで雇用が確保され消費拡大が強まるだろう。
シェール原油等の生産が本格化するため、エネルギー分野での地殻変動も高まりそうだ。
GMは小型車「クルーズ」の販売が53%増と好調だったほか大型ピックアップトラック「シボレー・シルバラード」も12%増だった。
また、フォードは乗用車販売が15%減少したものの、スポーツ型多目的車(SUV)が16%増加したのが影響した。
同社のSUV「エクスプローラー」の販売は37%増だった。「Fシリーズ」のピックアップトラックも24%増となった。
ただ、人気ナンバーワン車種の「フュージョン」の販売は4.5%減、小型車「フィエスタ」は30%減少した。
クライスラーは「ジープ」ブランドが41%増となった。
そのうち「グランド・チェロキー」は36%、「ラングラー」は39%、それぞれ増加している。
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