ユーロ圏財務相会合は支援承認 絵に描いた餅になりかねない
ブリュッセルで開催された
ユーロ圏財務相会合
では、21日朝まで夜を徹して議論を重ね
1300億ユーロ規模
の第2次ギリシャ支援が承認された。
そのほか、欧州中央銀行(ECB)が
ギリシャ債で得る利益
の救済への活用や
民間債権者の一段の損失負担 など
が決まった。
欧州と国際通貨基金(IMF)の専門家が指摘した
最悪のシナリオ
では、ギリシャの公的債務は対国内総生産(GDP)比で
2020年に160%
と目標に遠く及ばない恐れがあることが市場の懸念となり欧州株式市場が下落
ユーロをはじめ主要通貨
は対円で売りが優勢となり上げ幅を消した。
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ひとこと
画餅は食べられず眺めるだけのものだ。
支援のし倒れになる過去の例もあり、実際、統一通貨の下で経済力の異なる国が
貨幣の価値を共通
する裏づけとなる、欧州加盟国の
経済力の差
を埋める手法がそもそもあるのだろうか疑問だ。
財政的な支援なくして
景気を拡大し税収を図ること
は無理であり、安価な労働力の
欧州域内への移動が自由
でなければなおさらだ。
ギリシャ経済の建て直しの面から見れば
ユーロ離脱のほうが早く
ユーロ諸国にとっても全体的には負担が少ないのではないだろうか。
このままでは、これからも何度もギリシャの財政問題がユーロ価値の頚城になるだろう。
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