新たな資産購入の実施はインフレを誘発
ロックハート総裁(アトランタ連銀 米)は、1日、アトランタでの講演で
米連邦準備制度のバランスシート
を一段と拡大することには慎重だと発言した。
・ 「日本経済ダメ論」のウソ - 日本が絶対に破産しない、これだけの理由 (モバイル用)
新たな資産購入を実施すれば
インフレの誘発
につながる一方
融資促進には至らない
ことを懸念していると述べた。
・ 2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本 (モバイル用)
信用のチャンネルを通じた
金融政策の伝播メカニズム
には制約がある。
このため、こうした政策行動による短期的な効果は、当局の
中期的なインフレ見通し
へのリスクを含む長期的なコストを上回るとの見方には疑念を抱いていると続けた。
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ひとこと
市場に資金を流しても景気回復の芽は出ていなかったことはこれまでの
QE2による資金の流れ
を見れば明らかだ。
商品市場に資金が流れ農業関連分野には恩恵を与えた。また、為替にも資金が流れたことで輸出産業が好転を見せたものの、雇用への波及効果は少なく、賃金の上昇にもつながっていない。
逆に、食料品の上昇で中南米や北アフリカでは政治的混乱が起こり多くに犠牲が出て政変も引き起こされ大きな政治的な突風が吹いた感じだ。
中東地域ではいまだこの嵐がやんでおらず
軍産複合体制
では武器弾薬類の販売が増加しており追い風となっている。
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