NZ オフィシャル・キャッシュレート据え置き
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は8日、政策金利の
オフィシャル・キャッシュレート
を予想通り2.50%に据え置いた。
インフレ期待の低下と自国通貨高で
当面は利上げの必要はない
との見方を示した。
ボラード総裁は
インフレの中期見通し
を踏まえると、金利据え置きが引き続き賢明であると指摘した。
なお、前回1月の決定では
世界的な不透明性
緩やかな内需
を踏まえると据え置きが賢明としていた。
・ 会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則(モバイル)
また、欧州債務危機の緩和と国内経済が
回復の兆候
を示しており、NZドル高は
インフレ抑制の一助
となるとしたが、輸出産業に悪影響を及ぼし、成長への抑制要因になるとの見解も示した。
・ 通帳は4つに分けなさい―資金繰り上手な社長が使っている究極のお金管理法
持続的なNZドル高は
将来の利上げ
の必要性を低下させると述べた。
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ひとこと
通貨の価格は国力の通知表だ。
日本も円高を歓迎し、国民の利益になるような取り組みが必要だが、輸出産業に力点をおきすぎており、国内産業の衰退を招いている。
薄利多売は企業体力を奪う害そのものであり、適正な利益の上乗せが本来は必要である。
こうした価値の創造がなければ税収など増えるわけが無いが、現政権は増税を目論み効した動きの打撃を与えようとしているのは明らかだ。
政策無能な政治家では国家の経営は無理だ。本来であれば野党が取って代わるべきだが、野合の政治家では政策を展開して国力を強めることは出来ない。
政権後退するにしても野党の党首の交代が先決だろう。
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