ボルカールールについて浮上している懸念
FRBによると、タルーロ理事(FRB)は22日の米国議会
上院銀行委員会
で述べる予定の証言テキストで金融規制改革法(ドッド・フランク法)に基づく
自己勘定取引規制
について、米国金融当局者は
銀行や各国政府の反対意見
を考慮すべきだとの見解を示したことを21日公表した。
施行する規則を
最終的にまとめる作業
に取り組んでいるが、米国金融当局者はボルカールールについて浮上している懸念やより広範な国際的な影響を慎重に検討する必要があると指摘した。
このルールは、銀行が自己勘定での投資で預金者の資金をリスクにさらす機会を減らすことが目的である。
金融規制改革法の一部の要素は
全世界の流動性を妨げ
国際的な協力を損なう
措置だと書面で指摘、それに見合った形で海外で導入されそうにないと述べ、結果的に生じる国際的な複雑性に対する明確な対策も見当たらない公算が大きいと付け加えた。
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ひとこと
米国のルールが基準ではない。単に自国が第2次世界大戦で工業生産設備が破壊されなかったことによる貿易決済通貨として米ドルが持て囃されただけだ。
米国の経済ルールを金科玉条として価値のあるものとするような輩は負け犬でしかない。
欧州諸国が米国のルールの従う場面は少ないと言うことを理解すべきだろう。
現在は経済戦争の真っ最中であり、実弾は通貨レートだろう。
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