誰が太平洋戦争を始めたのか
戦争を始めるには膨大なペーパー・ワークを伴う「戦争計画」に基づいた
「動員」「集中」「開進」「作戦」
という兵力の運用が必要である。
大日本帝国の場合、それを策案したのは軍令参謀本部に代表される巨大官僚組織だった。
では、太平洋戦争はどう準備されたのだろうか。
支那事変から真珠湾攻撃までの経過を検証し
「縄張り意識」と「無責任」
が支配する官僚国家が引き起こした悲劇の内幕に迫る。
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ひとこと
官僚ではあるが、文民官僚というよりも軍部の参謀制度の問題の根が深かった。知識だけの固定観念に縛られた戦略は、当然相手側でも戦術・戦略を練っており、対応の遅れは後手であり致命傷となる。
また、短期間に軍装備を整備し各国の軍隊制度の良い点を取り入れるだけで消化し切れていない状況では、噛み合うまでに時間が掛かり歪が出やすい。
そもそも情報の活用がそれ以前の戦略と比較し価値を重んじていなかったことが問題だ。
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