無知な起業家気取り は地獄行き
シチリア州(イタリア)の
ロンバルド知事
は18日、記者会見で
私が公務員を解雇する
と考えるような
ローマの誰か
や一部の
起業家気取り
は地獄行きだと訴えた。
これまでイタリア政府のモンティ首相から
デフォルト回避を
強く求められているが
2万6000人の公園管理職員
も含めて公務員の解雇には応じないと表明した。
このロンバルド知事の記者会見の様子はテレビ放映された。
同知事はさらに
5万人の生活を破壊すること
はしないと続けた 。
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ひとこと
全くそのとおりだろう。政治家や経済学者が思い描くような財政改革は絵に描いた餅を評論するのと同じだ。
経済政策では人の感情が左右して景気の変動を引き起こし流れを変える力が働くことを忘れ単に数値のみで結果を引き出そうとしている。
こうした流れは人の感情を読み取れないマスコミの姿勢が強くなっている日本などでは視聴率の低下を見るごとく、実体経済とは掛け離れた部分での論議に他ならない。
消費税増税に伴う消費者心理の変化が購買意欲の低下と賃金抑制に伴う資金の不足が起きている段階では日本の国力を削ぎかねない。
商品を売る場合の付加価値を高めることが本来必要だが、自動車産業を見れば解るように脈絡無く製品の価格を引き下げる流れを強めれば利益を拡大するために量の増加で対処する手法ばかりが目に付き製品に対する付加価値を高めることが出来ていない。
商品の競争力を単に価格のみで行うのは愚かである。
デザイン等消費者の嗜好性を高めたものを生み出すことが需要なのが理解できていないようだ。
魅力の少ない商品を安価に売ることだけではジリ貧に陥り文化など育つわけが無い。
無味乾燥した殺伐とした社会を生み出す流れを作ろうとしている企業や政治家、マスコミは存在価値がなくなり国民から淘汰されることを解っていないようだ。
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