ギリシャの立場を確実にすること が新政権の目標
ギリシャのサマラス首相は6日、ユーロ圏と欧州域内における
ギリシャの立場を確実にすること
が新政権の目標だと所信表明演説で述べた。
また、経済改革プログラムを軌道に乗せて国家の信頼を回復しなければならないと訴えた。
議会での演説の模様は国営ブーリ・テレビで生中継された。
また、3党連立政権は改革を一段と迅速に実行し、ギリシャを
リセッションから脱却させる決意
だと言明した。
なお、雇用と成長を促すためにエネルギーや輸送セクターを中心とする国有資産の売却が最優先課題だと述べた。
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ひとこと
ギリシャの産業がイラン産原油の運搬やイラン経済との係わり合いを考えれば意図的に経済圧力を受けた部分が大きいようにも見える。
ただ、欧米によるイランの核問題への制裁で、イラン産原油を中国やインドが総取りしていく流れが出来つつあり、思惑通りには事が運ばないかもしれない。
かつて、パキスタンの原発をイスラエルが爆撃した事件を見ても、施設建設を提案して完成したら爆破するといった活動があり、白黒を判断するような単純なものではない。
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