米国 住宅市場は峠を越した?
米国の住宅建設業者の景況感を示す指数は7月に10年ぶりの大幅な上昇となった。
新築住宅市場に回復の兆しが広がってきた。
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した
7月の米住宅市場指数
は35(前月 29)に上昇した。
事前のエコノミスト予想は30だった。
同指数で50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示す。
一戸建ての現況指数は37(前月 31)に上昇し、2007年2月以来の高水準を付けた。
向こう6カ月の販売見通し指数は44と、2007年4月以来の高水準。
購買見込み客足指数も2007年2月以来の高水準に達した。
地域別では、4地域全てで景況感が改善。西部では44(前月32)、北東部は36(同28)に上昇した。
また、南部は32(同27)、中西部は34(同31)にそれぞれ上昇した 。
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ひとこと
米国の住宅市場が好転し始めており、雇用の増加と賃金の上昇がセットになれば景気回復の足取りは軽くなるだろう。
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