追加の時間 を与えることでは問題の解決にはならない?
ショイブレ独財務相は、公共ラジオSWR(南西ドイツ放送)2で、ギリシャに
国際支援プログラム
の義務を果たすことをもとめ
追加の時間
を与えることでは問題の解決にはならないとし
債権者の負担
が増えることになるとの考えを示した。
↓ 参考になったらクリックをお願いします。 ↓
ひとこと
国家間の約束は重要だ。約束の反故は日常化する傾向にもあると見られがちな
ギリシャの空手形
がたびたび出されたことに対する不満を感じるのは当然だろう。
ただ、景気対策が同時平行的に進まなければ問題の解決にはならない。
ギリシャの地政学的な位置を考えればギリシャ経済の混乱はバルカン半島における社会不安を引き起こしかねない。
また、イラン産原油や同国へのガソリン供給、物資流通における
ギリシャ経済の依存度の高さ
がイランの核疑惑における欧米の経済制裁で悪化したのも背景にあり、軍事戦略的な視点も考えれば不安定化を止める動きは出にくいのが実情だろう。
« スペインから全面的な救済の要請は受けていない | トップページ | ユーロ建てと英ポンド建ての一部の国債取引の証拠金率を引き上げ »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
« スペインから全面的な救済の要請は受けていない | トップページ | ユーロ建てと英ポンド建ての一部の国債取引の証拠金率を引き上げ »
コメント