エバンス総裁 追加緩和に対する批判 に反論
エバンス総裁(シカゴ連銀)はインディアナ州ハモンドで講演し米国の金融政策当局者は
米国の高い失業率
に対して、受け身でいるべきではないと述べ、米連邦公開市場委員会(FOMC)が今月決定した
追加緩和に対する批判
に反論した。
われわれは自己満足に陥るべきではない。
何も行動しなくても景気は打撃を受けていないなどと想定することは不可能だと指摘した。
控え目かつ慎重、安全な金融政策だけを講じているならば、米国は
日本が1990年代に経験した失われた10年
と同じような状況に陥るリスクを抱えると述べた。
・ 歴史再検証 日韓併合―韓民族を救った「日帝36年」の真実
景気の耐性や活力を押し上げるためにも
今は出来る限りを尽くすこと
が必要不可欠だと訴えた。
ただ、エバンス総裁は今年、FOMCの議決権を保有していない。
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ひとこと
小泉政権下の政策運営のまずさにより、景気回復の芽がつぶれたまま日本経済の活力が低下した。
米百俵とかキャッチフレーズはマスコミ受けするものが多用され国民の視線をそらせ、日本から莫大な資金が安価に米国に流出し、サブプライムローン問題等が拡大しリーマンショックで経済が崩壊した2年の間に消えた。
本来であれば郵便局にある預貯金や個人年金等が財政投融資として安価な資金を利用した公共工事に回れば、地方公共団体の財政が疲弊することもなく、経済の底支えが出来ただろう。
規制緩和、行政改革と声を上げて叫んで国家機構をマスコミを利用して袋叩きにする手法は政権が交代しても同じでで、経済回復策については何もしない政治家ばかりが政権を運営している。
安部自民党総裁が誕生するが、過去を考えれば全く期待など出来ない。
・ 日本人が知らないアメリカの本音
FOMCは13日、量的緩和第3弾(QE3)を実施すると表明した。
オープンエンド型の形式をとり、政府支援機関の
住宅ローン担保証券(MBS)
を毎月400億ドル購入する。
これに対してフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁など一部当局者は、追加緩和は雇用促進にほとんど効果がない。
一方でインフレを誘発する恐れがあると批判している。
・ 魏志倭人伝、ドラッカーも! 2000年前から外国が絶賛 日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか
逆境でも不平不満を言わない、盗みを嫌う、名誉に命をかける、貧しくとも高貴である、災害や不幸に負けず、またたくうちに復興する…
魏志倭人伝の時代から現代まで、世界が驚きを持って伝えた日本人の姿。
日本人が知らない「感動日本」がここにある。
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