失業率低下は作為的なものか?
労働省が9日発表した9月の雇用統計によると、失業率は
7.8%
に低下し、オバマ大統領が就任した2009年1月以来の低水準となった。
・ プリンシプルのない日本―プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。
米国の複合会社ゼネラル・エレクトリック(GE)の前最高経営責任者(CEO)
ジャック・ウェルチ氏
は5日、簡易ブログのツイッターで
オバマ政権
は支持率を高めるために米国の雇用統計を操作し失業率低下を演じていると批判した。
ウェルチ氏の経歴から当然ながら、その発言は注目を集め得る。
ウェルチ氏は9月の雇用統計の発表直後の投稿で
信じられない雇用の数字
だと意見を記載し、シカゴから来た連中はなりふり構わない。
討論がうまくできない、だから数字を変えるというのかの見解を示した。
オバマ政権はそのような主張は事実無根だと否定したうえで統計を算出する労働統計局を擁護した。
米国経済諮問委員会(CEA)の
クルーガー委員長
はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで米大統領選の共和党候補
ミット・ロムニー氏
を支持している
ウェルチ氏の発言は「無責任」
だと語った。
ウェルチ氏(76)は。同氏の投稿は政治批評家や個人の反響を呼び、ツイッターを通じて広がった。
・ 日本人とは何か。―神話の世界から近代まで、その行動原理を探る
ただ、10月の雇用統計は11月2日に発表されるため、有権者の景気認識を変えるには遅すぎる可能性がある。
ウェルチ氏が狙い撃ちした9日の失業率は、11月6日の大統領選へ向け最も重要度が高いとみられている。
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ひとこと
大統領選挙で勝ち抜くためにはいかなる策略も勝てば官軍で許されるのだろう。
こうした思考は米国の専売特許のひとつでもあるが、その本質を見抜くのが能力が最低限でも持っている政治家を選ぶ必要がある。
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