適格担保基準を見直す必要がある(ECB)
クーレ理事(ECB)は、1日にアムステルダムで講演し
新たな銀行資本規制「バーゼル3」
や他の銀行規制の導入に伴い、ECBの
適格担保基準の
見直しが必要になるかもしれないと語った。
バーゼル3など規制変更の結果として
担保需要に構造的変化
が起きており、これは中銀の適格担保基準を見直す正当な理由になる可能性があると指摘した。
また、 中銀は需要のあるこれらの資産以外にも適格担保を拡大することを検討する必要があるだろうと述べた。
国際金融監督当局がまとめた流動性規制などの影響で、中銀の資金供給の担保として利用されるはずの現金化が容易な資産を蓄積せざるを得なくなる恐れがあると銀行側は警告している。
↓ 参考になったらクリックをお願いします。 ↓
ひとこと
価値というものは信頼性を計る尺だが、信頼性に揺らぎが生じておれば見直し作業が必要なのは明らかだ。
ただ、価値を図る物差しは作るのが難しく作用は困難を呼びかねない。
・ ぼくらの日本
経済成長を知らない世代へ。そろそろ「ぼくらの物語」を紡ごう。
政治、経済、社会、歴史…
気鋭の作家が社会人に伝えたい希望のメッセージ。
« 量的緩和策などの金融政策が米ドルの価値を損なうことはないとの認識 | トップページ | 粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
« 量的緩和策などの金融政策が米ドルの価値を損なうことはないとの認識 | トップページ | 粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 »
コメント