市場の不安定化要因を4週間で抑え込めるか?
モスコビシ仏財務相はベルリンで開いたショイブレ独財務相との共同記者会見で
ドイツとフランス
は今後の4週間で、ギリシャ財政の問題が
市場の不安定化要因
となることを阻止する方策を模索すると発言した。
欧州当局者らは
ギリシャ救済計画
を軌道に戻すため取り組んでおり財務相会合等が臨時のものも含め3回も11月上旬までに開催される。
両財務省の当局者らは31日に予定されているギリシャ関連の電話会議に向けた下準備として、前日に続いてブリュッセルで交渉を行っている。
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ショイブレ財務相は、この作業グループが
ギリシャに関する困難な問題
について、一歩ずつ前進していると述べた。
また、モスコビシ財務相はギリシャ問題に対する
不透明を解消
するため、われわれは11月も
包括的な解決策
を模索し続けるということを強調したいと発言した。
そのために全力を尽くすと表明した。
独仏両国は等しく、ギリシャがユーロ圏にとどまりユーロ圏全体を守るために
必要な行動を取るよう決意
していると強調した。
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ひとこと
欧州統一通貨ユーロを導入しているため、経済回復から税収を増加させる手法でもある通貨政策という手法が取れないことが一番問題だ。
ユーロ導入の影響だが、欧州連合内で経済のてこ入れ策が強化され資金が至上に流れ込むことで景気回復の道筋が作られなければ、単にギリシャ問題を先延ばしにしていることでしかない。
ユーロ導入国内の労働力の移動が自由化されていないことで経済格差の歪が弱い経済の国家に強く出ている現象だ。
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