イスラエルとハマスは停戦が合意し今朝4時に発効した。
エジプトのアムル外相は21日、米国の
クリントン国務長官
と会談後、カイロ市内で共同記者会見し
停戦協定
が成立し21日午後9時(日本時間22日午前4時)に発効すると発表した。
なお、イスラエル軍とハマスは1週間余りにわたり
空爆やミサイル攻撃
による戦闘を続けてきた。
イスラエルとパレスチナ自治区ガザの武装勢力ハマスが、エジプトと米国の仲介による協議の末、停戦で合意した。
イスラエルのネタニヤフ首相府はイスラエル政府がエジプトの仲介による合意に機会を与えることに同意したことを明らかにした。
なお、クリントン長官は停戦協定を歓迎し
「包括的な和平に近づく」
ことを望んでいると表明した。
ただ、いまのところ、停戦合意の詳細は分かっていない。
イスラエルは、停戦協定ではロケット弾による攻撃の終了が保証されなければならないと主張した。
一方、ハマスは、ガザ封鎖の解除およびエジプトとの国境の恒久的な開放を要求している。
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ひとこと
鶏が先か、卵が先かといったことにも繋がるもので、イスラエルを背後で支援する米国が強く影響を与えれば停戦合意などは容易いことだ。
エジプトからのガス供給のパイプラインはイスラエルのエネルギーの生命線でもある。
エジプトの政権が民主化運動の高まりで独裁政治からの脱却が起きたため、米国としては歓迎したいというポジションは変えることが出来ないが、中東の親米派の産油国は専制政治を保っていることで社会の混乱回避が出来ているだけだ。
こうした専制的な産油国で民主化運動が起これば米国は支援するかどうか...
米国内で生産されるエネルギーが需要を大幅に上回る可能性が高まっており、モンロー主義的に回帰して内向き思考に国民の意識が変化し政治的な取り組みが変わる可能性が出てくるだろう。
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