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2012年11月11日 (日)

割安な株や国債に投資 ヘッジファンドの一部がギリシャ資産に着目

 新興国市場への投資を専門とする
   ドロメウス・キャピタル
は国債や社債のほか、リセッション(景気後退)を乗り切ると予想する企業の株式を購入する
   ドロメウス・グリーク・アドバンテージ・ファンド
を最近立ち上げた。

   ・ カリスマ・ファンド・マネージャーの投資極意

 

 欧州の信用不安の原因ともなっている
   ギリシャ財政の悪化
を材料にユーロ不安が高まり
   価値の急落
に遭遇している
   ギリシャの国債や株式
などギリシャ資産に目を向ける同社のようなファンドなど一部投資家にとって魅力的な投資先となっている。

   ・ ザ・ファンドマネジャー その仕事と投資哲学

 

 割安な投資先を探す向きには理想的な環境が出来つつある。
 これまで投資家は
   高い不透明性
   政治的不安定
からギリシャ資産を売却してきた。

   ・ 投資ファンドのすべて―投資信託、バイアウト、ヘッジファンドなどの全容

 

 ギリシャの株価は金融危機が始まって以来80%超下落しており、ほぼ底値の領域に達した状況にあり、資産価格がさらに下落する可能性は限定的になっている。

 一方、ギリシャ国債の価格は、ギリシャのユーロ圏離脱懸念が高まっていた夏以降、2倍の水準に上昇した。

   ・ カーライル―世界最大級プライベート・エクイティ投資会社の日本戦略

 

 ロンドンに拠点を置くヘッジファンド
   アデランテ・アセット・マネジメント
は6月に購入した
   ギリシャソブリン債
を売却し、70%のリターンを上げている。  

 

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ひとこと

 ギリシャの財政問題を持ち出し、政権にユーロ圏からの離脱か財政支出の抑制と増税で消費経済を破壊するなど破壊的な経済運営の瀬戸際に押し込む政策の実行を迫る手法で、大きな利益を上げる国際金融機関の存在が垣間見られる。

   ・ 国際金融資本がひた隠しに隠すお金の秘密

 

 まるでナポレオンがワーテルローの戦いで大敗した際、ネイサン・ロスチャイルドが海峡間の電信を占領し情報が市場に流れないようにして、いかにも英国が敗退したような心理に陥るようロンドン市場で株を空売りし暴落させ、途中で市場で投げ売られる株を全て拾って、蒸気船で情報がもたらされる頃には売られ株を独り占めにして大儲けをした状況を作り出している様にすら見える。

 
 

     

 
  

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