インド 9月の鉱工業生産指数
インド中央統計機構が12日発表した9月の鉱工業生産指数は
前年同月比-0.4%
(予想 同+2.8%)
と予想外に減少
インド経済が苦境にある兆候
があらためて示された。
商工省が同日発表した10月の貿易赤字は輸出減少に伴い
209億6000万ドル
(約1兆6700億円)
と過去最大に膨らんだ。
輸出は前年同月比1.6%減の233億ドル、輸入は7.4%増の442億ドルとなった。
また、8月は2.3%上昇に改定された。
世界的な回復が勢いを失う中、消費者需要の鈍化と輸出の落ち込みが響いている。
インド準備銀行(中央銀行)は財務省の要請にもかかわらず、10月は利下げを見送っており
インフレ鈍化
を受け経済成長を支えるため、2013年1-3月(第1四半期)に利下げする可能性を示唆している。
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ひとこと
インド経済は中国と比較すれば民主主義の王道をすすんでおり、中国人より信用が出来るだろう。
カースト制度など問題もあるが、政治的な思惑で意図的な暴動が引き起こされることは無い。
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