第4次中東戦争 終結以来、初めてイスラエルがシリアに砲撃
ゴラン高原の非武装地帯では自衛隊が参加する
国連兵力引き離し監視軍
(UNDOF)
が活動しているが
シリア軍と反体制派武装勢力の戦闘
により、イスラエル軍の車両に流れ弾とみられる銃弾が命中するなどの事例が発生していた。
イスラエルが占領している
ゴラン高原
に11日、シリア側から迫撃弾1発が着弾した。
イスラエル軍は同日、シリア側に向け
「警告」
のため砲撃したことを明らかにした。
イスラエル軍がシリア側に砲撃するのは、1974年の
第4次中東戦争
終結以来、初めてとみられる。
なお、死傷者はなかった模様。
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ひとこと
ゴラン高原にシリアから砲撃があったということだが、イランやトルコのように数万人の難民が国境を越えて流入する可能性はイスラエルが占領している地域においては可能性は低いだろう。
地雷が仕掛けられた地域を逃れるような切迫した事態が起きていなければの話だ。
トルコではシリアの反政府勢力との戦いで砲弾がトルコ領に着弾し死傷者が出ている。
流れ弾の類だが、これまでもゴラン高原には銃弾の流れ弾がイスラエル軍の車両に当たるなど、イスラエル軍を意図的に挑発して軍事行動を引き起こそうとしているようなシナリオがあるのかもしれない。
ただ、イスラエルに対し友好的なロムニー大統領候補が落選した衝撃はイスラエルにとっては大きく、軍事行動は出来ない環境だ出来つつある。(関連記事)
イランの核問題でも、先に、モサッド長官や軍首脳が政治的に支持が低下しているネタニヤフ政権の支持回復策としてのイラン攻撃に反対した情報(記事)が流れるなどしており、どのように動くかは不明だ。
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