政策緩和の効果が浸透する状況を見定める必要
豪準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁は20日、メルボルンで講演し、2週間前の
政策決定会合
では相当な政策緩和がすでになされ、その効果が浸透し続けていることを理事会が認識していたと説明した。
最新のインフレ統計は大きな問題ではないものの若干高い水準にあり、これまで実施してきた
利下げの経済への効果
を見極める中で、政策金利を今月据え置いたことは賢明だったとの認識を示した。
国際的な経済の低迷は多少和らいだ状況にあり、しばらく動かないことが賢明なようだったと語った。
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ひとこと
金融緩和で資金の流れが浸透する状態が地下にもぐってしまい何処まで広がっているかの判断がつかないのは問題だろう。
突然、水が噴出しインフレが加速しかねない範囲が広いと手が打てない。
逆に小さければ対応は可能だ。
刺激を市場という大地に与えても無反応では水を砂漠に撒くのと同じだろう。
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