米国金融当局は政策緩和を継続する(PIMCO)
米国パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の
ビル・グロース氏
は、10月の米国の雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回ったものの
金融当局は政策緩和を続ける
との見方をブルームバーグラジオのインタビューで語った。
・ ロックフェラーの完全支配 マネートラスト(金融・詐欺)編
金融当局が7.9%という失業率を
警戒解除の信号
と捉えるか捉えないかを考えれば、もちろん捉えないだろうと述べた。
(賃金の上昇が起きておらず、消費活動が拡大しないため)当局がハト派的な政策を続けると仮定して対応した方が良いと続けた。
金融当局としては、一定の条件が満たされるまでは
現行の緩和策を続ける
よりほかはないと思われると指摘した。
金融当局の目標という点では
12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合
でさらに示されるかもしれないと述べた。
・ 「帝国アメリカ」の真の支配者は誰か―金融支配階級が進める民営化・搾取・格差・貧困
グロース氏が運用する
「トータル・リターン・ファンド 」
(運用資産2810億ドル=約22兆6000億円)
の過去1年間のリターンはプラス10%と、競合ファンドのうち94%を上回る成果をあげている。
・ アングロサクソンの金融支配戦略―ドル本位制がつくり出した世界支配の罠
グロース氏は「われわれはデフレではなくリフレーション(通貨再膨張)を念頭に置いて投資した」と説明。「リフレーションを考えた投資というのは、
米国債を保有
するのであれば、実際われわれは大量に保有していると述べた。
・ シャドウ・マーケット―富裕国と有力投資家は、いかにして秘密裏に世界を支配しているのか
ただ、通常の米国債ではなく
インフレ連動債(TIPS)を保有
することを意味する。
加えて、金融当局が量的緩和第3弾(QE3)で買い入れることを見込み
住宅ローン担保証券(MBS)
も多く保有したと続けた。
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ひとこと
経済市場への投資はリスク変動に応じ、常に変化していくものだ。
投資判断の誤りで塩付け状態になったり、損金切りをしたりといろいろな事態が起こりえるものだろう。
投資で失敗した経験が無い者は初心者以外は少ないのが真実だろう。
投資判断を誤り、購入時期等を誤る事例は多く、売りのタイミングを逃して予定外の期間保有し続けて利益を上げるのは負けたことがないと言えるか?
小豆相場の暴落で(大損した)負けたことが悔しく「現引き」して、小豆を赤飯等にして社員に出した紡績会社の社長の例もある。
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