イラク戦争などで高い評価があったCIA長官が不倫で辞任
米国の陸軍大将としてイラクとアフガニスタンで駐留米軍を率い
功績が大きく評価
され、その後、中央情報局(CIA)の長官からて国防長官に転任したレオン・パネッタの後任として就任した
デービッド・ペトレアス長官
が9日、自らの不倫を理由に辞任した。
ペトレアス長官はCIAの職員らに宛てた文書で
結婚生活を37年続けたあと、判断を大きく誤ってしまった
と説明、8日にオバマ大統領と面会し、個人的な理由で辞任したいと伝えたという。
6日の大統領選で再選を果たしたばかりのオバマ大統領は声明で
ペトレアス氏の辞任
を受け入れたと発表し、イラクとアフガン、CIAでの同氏の功績をたたえた。
数カ月前に連邦捜査局(FBI)が別件で捜査を行った際、同氏の不倫を示す証拠が見つかっていた。
この事件が大統領補佐官等に情報として伝わっていた可能性が高く大きなスキャンダルに発展する可能性もある。
なお、マイケル・モレル副長官が長官代理を務めるという。
また、不倫が続いた期間や
大統領の再選直後に辞任を発表した理由
については明らかになっていない。
なお、妻のホリーさんは米国退役軍人活動の支持者で、消費者金融保護局で帰還兵等が抱える金銭問題の解決担当なども務めている。
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ひとこと
大統領選挙直後の辞任発表が政界に大嵐を呼び込む可能性はあるのか?
投票日まで事実がマスコミに流れなかった情報統制が行なわれていたのだろう。大統領がこの情報を把握してた可能性は高い。
議会関係者との会談が近づき、その前に辞任するというタイミングとしては絶妙だ。
ただ、犯罪関係の捜査の過程で情報をつかんだFBIだが、犯罪の内容が気になるところ。
犯罪組織と米軍やCIAの関係は第2次世界大戦時のシシリア島攻略作戦やNYでのドイツ諜報部の活動を牽制したり、イタリア制圧後の米軍の物資横流しなど資金洗浄としてのダークな役割があったようだ。
ケネディー大統領の暗殺も、反社会的な勢力とCIAとが手を組んだ仕事とも言われている。
イラクとアフガンでのCIAや陸軍にからむ犯罪行為等が隠れていれば大きな問題として発展する可能性がある。
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