世界の金融市場が安定化し10日の週に世界の富豪番付で上位100人の純資産総額は61億ドル(約5100億円) 増加
世界の富豪番付で上位100人の純資産総額は米国の
雇用市場改善の兆し
などを背景に、世界の金融市場が安定化したことが寄与し
10日の週に61億ドル(約5100億円)
増加した。
富豪番付で首位の座を維持したメキシコの資産家
カルロス・スリム氏(72)
は経営するメキシコの携帯電話サービス会社アメリカ・モビルの株価上昇が寄与、純資産は24億ドル増えて推定757億ドルという。
世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり金融街ではなく地元オマハを中心とした生活を送っている為、敬愛の念を込めて
「オマハの賢人」(Oracle of Omaha)
とも呼ばれている投資家
ウォーレン・バフェット氏(82)
の資産は9億5000万ドル増え約450億ドルとなり富豪番付4位になったという。
ファッションチェーン「ZARA(ザラ)」を展開するスペインの衣料小売り
インディテックス
の創業者で欧州一の富豪
アマンシオ・オルテガ氏(76)
の純資産は23億ドル増加し約398億ドルとなった。
同社の利益が約3年ぶりにアナリスト予想を上回らなかったことで株価は13日に下落したものの欧州の信用不安が後退した事等で、その後、株価が値上がりした。
ビリオネア指数では、ブラジルの
エイキ・バチスタ氏(56)
は純資産は64億ドル減少し、番付は12日時点の36位(125億ドル)から74位に後退した。
今年3月、同氏率いる持ち株会社EBXグループにアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンド(SWF)から出資を受け入れた際の条件が明らかになったことで、資産の価値が低下した。
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ひとこと
金融市場は景気後退回復の兆しが見られ、売り圧力を跳ね返し始めてきた。
欧州の通貨不安や米国の財政の崖などの悪材料を受け流しながら、明るい進展によって持ち直している。
短期的に見れば米国経済への影響があるシステム的な支出の抑制と増税がなされる「財政の崖」に近づいていく際、ホワイトハウスと議会との協議が難航している状況を憂う投資家が増えれば株式と債券の両市場で荒波が予想される。
売り込まれる金融所品等を安く掬い上げる投資家はこの弱さを利用して株式でロングポジ
ションを築くだろう。
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