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2012年12月 9日 (日)

太子党の習近平氏が中国の実権を握ったが支持を意図的に作り出すが...

 中国共産党総書記に太子党の
    習近平氏
が新たに就任して3週間が経過した。
 江沢民派の支援があるためか共青団系の前任の胡錦涛氏に比べて自信にあふれ、率直でリラックスした印象を与えているという。

   ・ 日本が「対米従属」を脱する日--多極化する新世界秩序の中で

 

 一方、民衆の支持を獲得するため江沢民元主席が抗日教育を徹底した世代による支援や自身の正統性を裏付けるためにナショナリスティックな側面も露わになっている。

 

   

 

 習総書記はナショナリズムを通じて「団結を生み出す」ことが狙い公の場でも勇ましい言葉で
   中華民族の復興
に言及した。
 習総書記の言葉は大半が国内向けだが、総書記就任以来、南シナ海や東シナ海において近隣諸国との間で緊張が高まっている。

   ・ 厚黒学―腹黒くずぶとく生き抜く

 

 中国政府は6日、ベトナムに対し、南シナ海で領有権を争う海域における一方的な石油探査をやめ、中国漁船に対する妨害をやめるように要求した。

 南シナ海の係争海域を自国領とするかのような新パスポートを中国が発行したり、中国海南省が外国船の取り締まり強化を図ったりしたことも近隣諸国との緊張が高まっている。

   ・ 世界金融危機と闇の権力者たち

 

 現在、中国は砂上の楼閣でしかない経済の発展を色眼鏡で見て自信を強めており、近隣諸国の中には懸念が生じている。

 

   

 

 習総書記自身は、12月5日に北京で外国の科学者や学術関係者らと会談し
   中国の発展
は私利私欲に走るものでも、他者の利益を損なって自らの利益とするものでもないと表明し中国の軍事的台頭や強硬な外交姿勢に対する世界的な懸念を和らげるように努力しているような欺瞞な取り組みが見られる。

 

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ひとこと

 自由主義社会に近づいてきており、共産党の体質そのものが否定される動きが加速し大混乱に陥ることも予想される。
 中国の利点は低い労働賃金だけで世界の製造業の工場としての役割が見られた。

   ・ はじめての人にもわかる 十八史略の人間学

 

 現実問題として「水資源」の少なさが中国経済の発展にはネックとなるだろう。農業や工業では安価な水だが、使い方が荒く汚れてしまい利用価値が低下した水が増加し再利用が出来なくなっている。

   ・ 超マインドコントロール 日本人はいつまで騙され続けるのか!

 

 中国経済の天井はせいぜい4億人程度を養うくらいまでで限界が生じ、その他の国民は経済発展の恩恵を受けることは限定的であり不可能だろう。
 中国の人口の巨大さが消費市場を潤すといった夢は所詮夢でしかない。

  

 

    

 

 

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