多段式ミサイルの2段目の設置を完了(北朝鮮)
韓国の聯合ニュースによると、韓国政府当局者の話として北朝鮮は平安北道にある発射台へ
長距離ロケット
と称している多段式ミサイルの2段目の設置を完了したことを報じた。
ただ、当局者の氏名は明示していない。
なお、北朝鮮は3段目を発射台に設置中という。
外交通商部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は4日の定例会見で、北朝鮮が人工衛星と称し
長距離弾道ミサイル
の発射を計画していることについて、弾道ミサイル技術を利用した北朝鮮のロケット打ち上げは国連安全保障理事会の決議と昨年4月の安保理議長声明に反していると主張した。
その上で、発射を強行した場合は代償を支払うことになるだろうと述べた。
同報道官は北朝鮮の発射を中止させることに重点を置き、関係国と協議していることを明らかにした。
国際社会の懸念と警告を受け入れ、発射計画を即時撤回すべきだと続けた。
野党の一部から、北朝鮮の発射が韓国の
人工衛星搭載ロケット 羅老(ナロ)(KSLV-1)
と変わらないとの声が上がっていることについては、国連憲章では北朝鮮の平和的宇宙利用よりも安保理決議が優先され、中国とロシア政府もこれを明確にしていると説明した。
北朝鮮は核開発をしているので、核弾頭の運搬手段になり得るミサイルを発射することは禁じられていると反論した。
さらに韓国は核兵器の保有も開発もしていないため、純粋な平和的目的で人工衛星を打ち上げることは問題がないと主張した。
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ひとこと
中国だけが背後で北朝鮮のサポートをしており、支援という手法である程度コントロールしているつもりだろう。
ただ、ミサイルの発射が成功すれば北京も射程距離内に入る事実を忘れている。
窮鼠猫を咬むのごとき状態になりかねない。
・ こんなに強い自衛隊 北朝鮮と戦わば
・ 北朝鮮のミサイルは撃ち落とせるのか
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