中国が買い付け予約の米国産大豆54万トンをキャンセル 過去14年で最大の規模
米国農務省は20日、世界一の搾油用作物輸入国である中国が
米国産大豆54万トン
の買い付け契約を取り消したと発表した。
中国がここ14年間でキャンセルした穀物の買い付け契約の中で最大規模となる。
世界第2位の大豆輸出国であるブラジルの増産により今月17日以来、中国による2回目の米国産大豆注文の取り消しでもある。
また、18日にも中国向けに輸出する30万トンの大豆が中国からキャンセルされたと発表した。
貿易業者によると、これとは別に輸出先が不明の12万トンの大豆もキャンセルされており、これらも中国向けである可能性がある。
シカゴ商品取引所の大豆先物価格はこの情報が流れ安値引けしている。
中国はブラジルから低価格の大豆を輸入できる。
ブラジル国家食糧供給公社(Conab)は、ブラジルの大豆生産高は
8260万トン
の史上最高を記録すると予測した。
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ひとこと
中国国内の大豆生産が増加しているような情報が無いため、大豆相場の上昇に対する冷やしを行ったようにも見える。
旱魃等の影響で穀物市場はタイトな相場が続いていることから安価な穀物を輸入したい中国の動は史上の波乱要因となりえる。
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