NAHB住宅市場指数 1月は47で変わらず、見通しは低下
建設業者の景況感を示す1月の住宅市場指数は前月比変わらずで、約6年ぶりの水準を維持した。
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した1月の米住宅市場指数 は前月と同じ47で、2006年4月以来の最高だった。
事前のエコノミスト予想では48だった。
同指数で50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示すが2006年4月を最後にこれまで同指数が50を上回ったことはない。
一戸建て販売の現況指数は51で変わらず。
向こう6カ月の販売見通し指数は49と、前月の50から低下した。
購買見込み客足指数は37と、前月の36から上昇した。
全米4地域のうち、西部と南部の2地域で指数が上昇し50を上回った。
↓ 参考になったらクリックをお願いします。 ↓
ひとこと
住宅市場の回復はまだまだといった状態だ。季節的な要因もありもう少し気温が高くなってこないと無理なのだろう。
しかし、2月末に延長された財政の崖回避での協議で政策がまとまるかどうかだ。
« 地区連銀経済報告(ベージュブック) 米国の大半の地区で景気上向き | トップページ | 円への依存度を低下させるには最近の下落は不十分 (日産ゴーン氏) »
「気になる指標」カテゴリの記事
- 消費者信頼感指数の項目が広範囲にわたって改善(2019.05.29)
- 米国では7月、雇用者数の伸びが前月から鈍化 (2018.08.05)
- 18年1月―2月のサービス貿易総額(2018.04.02)
- 1月の中古住宅販売件数は、市場予想に反して前月から減少(2018.02.22)
- 5月の米生産者物価指数は前月比ほぼ変わらず(2017.06.14)
この記事へのコメントは終了しました。
« 地区連銀経済報告(ベージュブック) 米国の大半の地区で景気上向き | トップページ | 円への依存度を低下させるには最近の下落は不十分 (日産ゴーン氏) »
コメント