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2013年1月16日 (水)

ES細胞臨床研究を解禁 厚労省専門委が指針改正案

 厚生労働省の専門委員会は15日、体のさまざまな細胞に育てられる
   人の胚性幹細胞(ES細胞)
を使った臨床研究を解禁する同省指針改正案に大筋で合意した。  

 似た性質を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)では既に臨床研究ができる規定がある。

 受精卵を壊して作るため倫理的に問題があるとされてきたES細胞でも、再生医療への応用に向けた研究の進展が期待できるし 
 専門委では、ES細胞を使った臨床研究を禁止している規定を現行指針から削り、研究を行うための手続きを盛り込むことにした。 
 ただ、既に基礎研究用に作製されたES細胞を臨床研究に使うための条件についてはこの日の会合では合意に達しなかった。 

 

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ひとこと
 基礎研究は世界最先端を進んでいる日本だが、こうした技術を産業に生かす取り組みが欧米に比べ遅れている。
 新たな産業の芽にもなる分野であり、企業からの出資を優遇する措置を講じ企業化を強化して育成策の実行が望まれる。
 宇宙開発や宇宙旅行における人体の生命を120歳から1000歳まで引き伸ばすといった夢の実現もマウスの実験から考えれば夢でなくなりつつある現状を捉えた政策の転換が必要だろう。

 日本企業の飯の種にもなる分野であり、異業種からの参入もかのうとするものの無秩序な資金の流れを作るのではなく効率的な流れを作り出すような規制もあわせて必要だろう。

 
 

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