為替で各国は「ゲームのルール」に従うだろう(財務次官 米)
米国以外では欧州を中心とした各国の要人から、日本が為替のルールを破っているとして懸念の声が上がっている。
米国のブレイナード財務次官(国際問題担当)は、25日
世界経済フォーラム(WEF)年次総会
が開かれているスイスのダボスでメディアのインタビューに応じ、為替市場において各国政府が
「ゲームのルール」
に今後も従うとの確信を表明した。
ブレイナード財務次官はゲームのルールが今後も引き続き守られると信じていると述べ
システムを円滑に機能
させるために非常に重要なことだと続けた。
日本がG7の
「信頼を踏みにじっている」
とは考えていないとの見解を示した。
また、ブレイナード財務次官は麻生太郎財務相と為替レートをめぐり言葉を交わし「日本の行動があまりにも速く、世界全体に影響を及ぼしていることが私の懸念だと伝えた」ことを明らかにした。
なお、主要7カ国(G7)は、通貨の競争的切り下げを目指さず、また、為替レートは市場に委ね政府は干渉しないことで伝統的に方針が一致している。
各国の政策当局者は最近の円の下落について懸念を示しているが、25日はカナダのフレアティ財務相も懸念を表明した。
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ひとこと
これは米国側からの安部政権に対する警告の初期段階だろう。
日米首脳会談において、恫喝されて「思いやり予算」のごとく意味不明な資金を提供させられる戸言ったことも懸念され意気消沈してポチ犬に成り下がりかねない。
逆に、対等な関係との重い上がりで対応すれば、過去に貿易摩擦で米国側からの高圧的な交渉に業を煮やした橋本首相が「日本が保有する米国債を売る」様な発言をした直後に中国のハニートラップのごときスキャンダルを日本のマスコミが報道し政権を追われたような事態にもなりかねない。
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