中国の広州で当局による紙面差し替えに抗議しデモ
広州に本社がある中国で最もリベラルな新聞の1つとされる
「南方週末」
の記者らは先週、 新年号の記事が当局によって差し替えられたとして批判していた。
紙面が当局の介入で差し替えられた問題をめぐり、同紙を支持する人々が7日、検閲に抗議するデモを発行元の南方報業の本社周辺で繰り広げた。
なお、現地の警察当局は、南方報業周辺でのデモを容認している。
現場では、若者を中心とするデモ参加者が
「自由な表現は犯罪ではない」
「中国の人々は自由を求めている」 など
と書かれたプラカードを掲げて抗議行動を行った。
改革派の有望株とされる
胡春華氏
が党委員会書記に就任した広東省が、検閲に対する国民の怒りを和らげるため慎重に対応していることを示している。
デモ参加者は、広東省の
宣伝活動責任者
の辞任を求めている。
中国では、自由な言論を規制する政府と
メディアによる自由な言論活動
を支持する人々の間で対立が深まっており、この問題は、改革推進を掲げる
習近平共産党総書記
にとって試金石となる可能性がある。
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ひとこと
言論統制は中国共産党の思うが侭なのだろう。昨年日本を攻撃対象としたのも官製デモだが、今回は、改革派からの巻き返しで習近平共産党総書記支持層を弱体化させる意図が背後にはあるのだろう。
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