1月の韓国経常収支は過去最大の+65.2億ドル
韓国銀行(中央銀行)が27日発表した1月の経常収支(季節調整済み)は
65億2000万ドル
と過去最大の黒字となった。
また、12月は30億ドルの黒字に改定された。
輸出(季節調整済み)は497億5000万ドル(前月比+7.2%)、輸入は430億3000万ドル(同-2.9%)だった。
中銀当局者は、円安傾向が始まって以来、外国からの資金流入が強まっている兆候はないとの見方に同意した。
日本円は昨年9月から今年1月にかけて対米ドルで15%下落したものの韓国の輸出や資本市場への影響はこれまでのところ限定的であることが示されこれにより貿易収支は67億3000万ドルの黒字となった。
なお、1月の金融収支(季節調整前)は9億6000万ドルの流出超、前月は39億4000万ドル(改定値)の流出超だった。
韓国における外国からの証券投資は昨年10月から今年1月までの月間平均がネットで
7億5500万ドル
でこれまで12カ月の月間平均27億5000万ドルを大きく下回った。
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ひとこと
韓国経済からの資本流出が加速しかけているが、ウォンが上昇しており貿易収支の黒字が反映しているのだろう。
韓国企業への高機能素材等の販売では薄利となっており、価格を日本企業は引き上げる必要がある。
利益をみすみす逃しており、技術の安売りは止めるべきだ。
安価な素材で高品質を保つサイクルを韓国企業に差出利益を韓国企業が独占し更に規模を拡大するような動きは日本企業が薄利の高機能素材を売ることが原因だろう。
こうした素材を作ることが出来ない世界中のメーカーに対する価格優位を保つことが日本企業が生き残ることには必要だ。
円安になれば原料上昇以上に取引価格を引き上げるべきだろう。
日本国民の労働力を安価に売り渡す必要などない。
量よりも質を重視すべき時代であり薄利多売からの脱却が必要だ。
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